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AIでホームページは作れる。でも、作って終わりじゃないと思う

2026.05.27お知らせ

AIは使う。でも、考えて作る。ホームページ制作で大切なこと

最近、ちょっとモヤモヤしていることがあります。

「ホームページなんて、もう必要ないですよ」
「今はSNSがあれば十分です」
「AIを使えば、ホームページなんて簡単に作れます」

みたいな言葉を見かけることが増えました。

もちろん、言いたいことは分かります。

SNSは大事です。
AIもめちゃくちゃ便利です。
WixやStudioみたいなクラウド型の制作ツールも、使い方次第ではすごく良い選択肢だと思っています。

実際、僕自身もAIはかなり使っています。

文章を整理したり、アイデアを出したり、構成を考えたり、コードの相談をしたり。
もう普通に、仕事の相棒みたいな感じで使っています。

なので、僕はAI否定派ではありません。
むしろ、かなり肯定派です。

ただ、
「AIで簡単に作れます」
「安く早く、それっぽくできます」
みたいな言葉だけが前に出すぎている感じには、少し違和感があります。

AIが悪いわけじゃない。ツールが悪いわけでもない。

まず前提として、AIが悪いわけではありません。

WixやStudioのようなツールが悪いわけでもありません。
SNS中心の集客が悪いわけでもありません。

むしろ、目的に合っていれば全然ありです。

とりあえず早く形にしたい。
予算を抑えて小さく始めたい。
まずはサービスの概要だけ伝えたい。
専門知識がなくても自分で更新したい。

そういう場合は、クラウド型のサービスが合うこともあります。

問題は、そこではなくて。

それを使って、何を作るのか。
誰のために作るのか。
作ったあと、ちゃんと活かせるのか。

ここを考えずに、
「簡単にできますよ」
だけで終わってしまうのが怖いなと思っています。

ホームページは、見た目だけじゃない

ホームページって、見た目がきれいならそれでOK、というものではないと思っています。

もちろんデザインは大事です。
第一印象も大事です。

でも、それだけでは足りません。

誰に向けたサイトなのか。
何を伝えるためのサイトなのか。
見た人にどう行動してほしいのか。
問い合わせにつながる導線はあるのか。
検索で見つけてもらえる作りになっているのか。
あとから更新しやすいのか。
運用していく中で困らないのか。

こういう部分まで含めて、ホームページ制作だと思っています。

AIでデザイン案を出す。
AIで文章を整える。
AIでコードを書く。

これは全然ありです。

ただ、AIが出してくれたものをそのまま使って、
「はい、完成です」
で本当にいいのか。

そこは作る側がちゃんと考えないといけないと思うんです。

クライアント側は、裏側までは分からない

ホームページを依頼する側からすると、裏側のことはなかなか分かりません。

HTMLがどうなっているか。
SEO的にどうなのか。
スマホ表示が本当に最適化されているのか。
更新しやすい作りなのか。
あとから修正しやすいのか。
検索やAI検索に拾われやすい情報設計になっているのか。

完成した画面を見ただけでは、判断しにくい部分が多いです。

だから、
「見た目が良くて安いですよ」
「AIで早く作れますよ」
と言われれば、そちらを選びたくなる気持ちも分かります。

でも、しばらく経ってから、

「検索に出てこない」
「問い合わせが来ない」
「更新の仕方が分からない」
「ちょっと直したいだけなのに、どうにもできない」
「作った人と連絡が取れない」

みたいな相談が来ることもあります。

そのたびに思います。

作った側がもう少し先のことまで考えていれば、
クライアントはここまで困らなかったんじゃないかな、と。

昔の“画像を貼っただけのホームページ”に似ている

これ、昔にも似たような流れがあった気がします。

デザインをきれいに見せるために、文字まで全部画像で貼り付けたホームページ。
パッと見は整っている。
でも、テキスト情報が少ない。
検索に弱い。
更新しにくい。
スマホで見づらい。
あとから直すのが大変。

当時も、クライアントから見れば
「きれいなホームページ」
に見えたと思います。

でも運用していくと、いろいろ困る。

今はそれが、
「AIでそれっぽく作ったホームページ」
に置き換わってきているような気がしています。

もちろん、AIをうまく使えば制作の質もスピードも上がります。
これは間違いないです。

ただし、それは使う側がちゃんと判断できる場合の話です。

AIが出してくれたものを見て、
どこを直すべきか。
何が足りないのか。
このまま公開して大丈夫なのか。
クライアントがあとで困らないか。

そこを見極めるのは、やっぱり人間の仕事だと思います。

「ホームページはいらない」と言い切るのも少し乱暴

「SNSがあれば十分」という考え方も、場合によっては正しいと思います。

Instagramが強い業種もあります。
LINE公式の方が相性が良い商売もあります。
まずはSNSだけで始める方が現実的なケースもあります。

でも、すべての事業に対して
「ホームページなんていらない」
と言い切るのは、少し乱暴かなと思います。

SNSは、知ってもらうには強いです。
でも、情報がどんどん流れていきます。

過去の情報を整理して見せるのは、あまり得意ではありません。
必要な情報にすぐたどり着いてもらうのも、意外と難しいです。

一方でホームページは、情報を整理して置いておける場所です。

サービス内容。
料金。
実績。
よくある質問。
会社やお店の考え方。
問い合わせ先。
信頼につながる情報。

そういったものを、必要な人が必要なタイミングで確認できる場所になります。

SNSが「知ってもらう場所」なら、
ホームページは「信頼してもらう場所」になれる。

僕はそんなふうに考えています。

AI時代は、作業より“判断”が大事になる

AIのおかげで、制作のスピードはかなり上がりました。

文章も作れる。
画像も作れる。
コードも書ける。
デザインの方向性も出せる。

本当にすごい時代です。

でも、だからこそ、作る側には判断力が必要になると思います。

AIが出したものをそのまま使うのか。
目的に合わせて調整するのか。
足りない情報を補うのか。
分かりにくい導線を直すのか。
検索や運用のことまで考えるのか。

この差は、たぶんこれからどんどん大きくなると思います。

「AIが使える人」も大事です。
でも、それ以上に大事なのは、
AIを使って何を良くするのかを考えられる人
なのかもしれません。

AIは、手を抜くためじゃなく、より良く作るために使いたい

AIは便利です。
僕もめちゃくちゃ使っています。

でも、AIは
「考えなくていい理由」
ではないと思っています。

むしろ、AIで作業時間を短縮できるなら、
その分、もっと考えるべきところに時間を使えるはずです。

誰に届けるのか。
何を伝えるのか。
どう行動してほしいのか。
公開後にどう育てていくのか。
クライアントがあとで困らないか。

そこを考えずに、
「AIで簡単に作れます」
だけで売ってしまうのは、ちょっと違う気がしています。

AIは、手を抜くための道具ではなく、
より良く作るための相棒であってほしい。

ホームページも、
「それっぽいものを作って終わり」ではなく、
ちゃんと事業に役立つものとして作っていきたい。

AIでホームページは作れる時代になりました。

だからこそ、
作る側がどこまで考えるか
が、これまで以上に大事になっているのだと思います。

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